多品種を流動するラインで
高い生産性を発揮する
パーツフィーダ
パーツフィーダとはワーク(製品)を整列、搬送する装置の事で
す。装置内にランダムに投入された大量のワークを同一の方向・
姿勢に整列させて後工程の設備(工作機械、組立て装置、検査機
等)に安定的に供給することができます。
柴田工業が作るパーツフィーダは純機械式の振動フィーダーです。モータの力で水平非線形振動を発生させ、ワークを前進させます。選別、整列、搬送に必要な振動をすべて1つのモータで完結させています。
従来の板バネ式パーツフィーダーと異なりモータの力で機械的にボウルを振動させるため、以下のような5つの特徴があります。
ワークの選別、整列、後工程への搬送といった主要な機能を「トラフ」と呼ばれる着脱可能なパーツに集約しています。トラフを交換すれば簡単に段取り替えができます。トラフの交換は工具不要で一瞬で完了します。
ボウル内のワーク量が変化しても安定してワークを供給することができます。振動器の調整は必要ありません。
上下振動のない水平方向の振動により製品を搬送します。大物部品(鋳物・鍛造)の供給もきわめて静かです。
パーツフィーダと設備が離れていても1つのモータで搬送可能です。ベルトコンベアなどの他の搬送装置は不要で、制御装置もシンプルです。また、振動部がないため全高を低くできます。トラフの長さは自由に設計可能です。
トラフの構造がシンプルなため図面化が容易です。図面管理を行うことで、リピート製作の際も高い再現性を誇ります。
パーツフィーダ概略図
様々なレイアウトに対応します
直進フィーダ(垂直型)
直進フィーダ(水平型)
柴田工業では直進搬送に特化したパーツフィーダもラインナップしています。
従来のベルトコンベアから置換えてお使いいただくことができます。
モータの搭載方向によって垂直型と水平型を用意いたします。
ワークを搬送するのは高強度のステンレス製走路で、オイルミストや熱に対して高い耐久性を誇ります。従来のベルトコンベアで問題となるベルト切れや伸びの心配がなく長期間安定して運用可能です。構造がシンプルで走路の取替も容易です。
走路は一体構造となっているため可動部が無く、ステンレス製のため清潔で衛生的です。振動ユニットと完全に隔離できるためグリスなどの油脂や異物の混入を最小限に抑えることができます。
水平方向にしか振動を発生させないためワークにダメージを与えずに搬送できます。薄物ワークは重ならずに搬送可能です。
弊社では右記プロセスに沿って納品させて頂きます。
機器のみで納品させて頂きますので、設置・接続・試運転はお客様にてお願いしております。
弊社にてご依頼頂けた場合は、別途お見積りさせて頂きますのでご了承下さい。
対象製品(ワーク)をお預かり
搬送テスト(一部有料)
対象製品お預かり
主に出力測定